| アイガモノウホウ |
合鴨農法 |
水稲作において、アイガモを利用した減農薬もしくは無農薬農法をいう。有機農業の一種でもあるが、アイガモの肉は畜産物として処理されるため、畑作と畜産を組み合わせた複合農業が実態に近い。アイガモは毎年田植えの時期に、生まれたての雛を購入・放鳥し、稲の収穫後に食肉用として処分される。 |
| アカメシゼンノウジュク |
赤目自然農塾 |
三重県と奈良県にまたがる山中にあり、「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」をモットーに、自然の営みに沿った農業を実践している。 |
| イチジマチョウ |
市島町 |
兵庫県中東部の丹波市内にある、通称“有機の里”。行政が有機農業の発展にかかわった、全国で最初の例だと言われている。 |
| イワツネギ |
岩津ねぎ |
兵庫県朝来市が特産の葱。下仁田ねぎ、博多万能ねぎとともに日本三大葱の一つに数えられる。 |
| イヤチ |
いや地 |
土壌に起因するなんらかの生育障害のこと。連作障害のことを指すこともある。 |
| ウネタテ |
うねたて |
作物を植えつけたり種をまいたりするため、畑の土を幾筋も平行に盛り上げたものを畝(うね)というが、これをつくるための作業。 |
| エフワンヒンシュ |
F1品種 |
F1とは「第一世代」という意味であり、ハイブリッド品種とも称される。縁の遠い遺伝形質を持つ親をかけ合わせて作った、雑種の一世代目の品種のこと。優性形質だけが現れ劣性形質は潜在するというメンデルの法則を利用して、高収量・均一・早く育つ・耐病・耐虫などの好ましい性質を持たせるため、異なる品種を人為的に交雑させて生み出した品種であり、第一代はその性質を持つが、第二代以降においては、第一代とまったく同じ性質を持つことはない。 |
| エンノウ |
援農 |
農作業労働を手伝い、助けること。また特に、有機農産物の産直などで、消費者による生産状況の理解と農業の体験、労働力不足の補いなどのために、消費者が農作業を手伝うこと。 |
| オーガニックノウギョウ |
オーガニック農業 |
有機農業に同じ。 |
| カガクヒリョウ |
化学肥料 |
化学的処理によって作られる肥料。硫安・硝安・尿素・過燐酸(かりんさん)石灰・硫酸カリなど。 |
| カンキョウホゼンガタノウギョウ |
環境保全型農業 |
農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和に留意しつつ、土づくり等を通じて、化学肥料、農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業。 |
| カンコウノウギョウ |
慣行農業 |
現在、一般的に行われている農業。近代農業。農薬や化学肥料を使用し、大規模化・機械化・大量少品種化された農業で、収穫量やスピードなど効率性に優れているとされる。食料を増産する画期的な方法として世界の農業の主流となり、近代化によって急激に増えた世界の人口をまかなうための食料供給を支えるようになったが、弊害もある。 |
| キタノマルシェ |
北野マルシェ |
神戸市北野地区で開催される、オーガニック・ファーマーズマーケット。 |
| キンダイノウギョウ |
近代農業 |
慣行農業に同じ。⇔伝統農業 |
| グリーンツーリズム |
グリーンツーリズム |
農山漁村の自然、文化、暮らしそして農作業等の体験型旅行。 |
| ゲンタン |
減反 |
米の作付け面積を減らすこと。米の供給量を調整するため、国や地方自治体が農家に対し米の作付け面積を制限すること。生産調整ともいう。 |
| ゲンノウヤク |
減農薬 |
農薬の使用量を減らして、農作物を栽培すること。ただし、現在では“無農薬野菜”“減農薬野菜”などと表示して販売することは、禁止になっている。無農薬野菜・減農薬野菜は、基準が曖昧のため自己申告で表示が可能、などの問題点があったので、そのように定められた。 |
| ゲージヨウケイ |
ゲージ養鶏 |
「より少ない飼料で・より多くの肉や卵を・早くつくる」ことを優先した養鶏の生産方式。鶏は狭い檻のような箱内で、身動きができない状態で一生を過ごすことになるが、エサを食べつづけ、急激に太り、卵を産みつづける。病気を防ぐため、抗生物質等の薬品投与が不可欠。日本に流通する殆どの卵の生産方式が該当する。 |
| コイワイマサアキ |
小祝正明 |
土壌分析や土壌改良方法・ミネラル肥料の専門家。国内各地で有機農家の指導にあたっている。ジャパンバイオファーム代表。 |
| コンポスト |
コンポスト |
堆肥に同じ。 |
| シゼンノウホウカイハツ |
自然農法(自然農業) |
不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法。肥料や農薬を使用する慣行農法(有機農法も含む)と異なり、基本的に播種と収穫以外の作業を行わず、自然に任せた栽培を行う。しかし、油粕や米ぬかだけは撒く人や、耕起だけは行う人、草を取らずとも刈ってしまう人も自然農法の実践者として名乗る事があるため、その栽培法は多様である。 |
| ジャスユウキニンテイ |
JAS有機認定 |
国の規格に基づいて生産された有機食品に与えられる認証。有機JASマ-クがない農産物については「有機」「オーガニック」という言葉の使用を禁止されている。認定をうけるためには申請が必要。定義によると、①農薬・化学合成肥料を原則使用しない②やむを得ず使用する場合には使用可能なものについてもリスト化③種播きまたは植え付けの時点から過去2年以上、禁止されている農薬化学合成肥料を使用しない水田や畑で栽培④遺伝子組換え由来の種苗は使用しない⑤生産から出荷まで生産行程管理等の記録作成が義務…などとされている。 |
| ジャパンバイオファーム |
ジャパンバイオファーム |
有機農業のサポート、有機肥料の販売、有機農業コンサルティングを行う事業体。 |
| ジュンカンガタノウギョウ |
循環型農業 |
農業による廃棄資材を堆肥化(炭化)することにより、廃棄物から有用な資材を作り、資源を循環させる農業。 |
| ショクイク |
食育 |
様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること。 |
| シンキシュウノウ |
新規就農 |
農業未経験者が、農業に従事するようになること。 |
| シンドフジ |
身土不二 |
地元の食品が身体に良いという考え方。仏教に基づく日本の伝統と言われている。 |
| スンダルラール・バフグナー |
スンダルラール・バフグナー |
現代インドを代表するガンディー主義運動家。1950年代から、ヒマラヤ地方の村落でガンディーの思想に基づく不可触民制廃絶運動や禁酒運動、地元住民の生活向上などの社会改革運動を展開。1970年代以降はヒマラヤの森林を伐採から守る「チプコ運動」、大都市への水や電力の供給を目的とする「テーリー・ダム」の反対運動などを指導。 |
| タイヒ |
堆肥 |
有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと。 |
| タヒンシュタヒンモク |
多品種多品目 |
多品種多品目の栽培は、同一種のものばかりをつくることによって起こり得るリスク(害虫による全滅など)を防ぐと共に、農家の自給自足に都合が良いことや、自然の仕組みが多様であるのと同様にこれを行う、などという有機農業の基本的な考え方による。 |
| ダブリュティーオー |
WTO |
世界貿易機関(せかいぼうえききかん、World Trade Organization、略称WTO)。自由貿易促進を主たる目的として作られた国際機関。 |
| タンバタロウ |
いちじま丹波太郎 |
丹波市の農産物販売をはじめとした、農関係の特定非営利活動法人。 |
| ターミネーターシュシ |
ターミネーター種子 |
米モンサント社が開発した、一代限りの種子。最初の発芽では作物を収穫できるが、2度目に発芽する前には自殺するよう遺伝子を組み換えてある。 |
| チサンチショウ |
地産地消 |
地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費すること。 |
| ツイヒ |
追肥 |
作物が育つ過程において、肥料を与えること。 |
| デントウノウギョウ |
伝統農業 |
古来よりその土地に伝わる農法による、自然の力を活用した昔ながらの農業。⇔近代農業 |
| トクベツサイバイノウサンブツ |
特別栽培農産物 |
農産物が生産された地域の慣行栽培のレベル(地方公共団体が策定または確認した基準)に比べて、節減対象農薬の使用回数が5割以下・化学肥料の窒素成分量は5割以下で栽培されたもの。 |
| ナンジャクヤサイ |
軟弱野菜 |
収穫から急速にいたみはじめる野菜のこと。ほうれん草,小松菜,春菊,水菜など、青物に多い。 |
| ニホンユウキノウギョウキョウカイ |
日本有機農業研究会 |
1971年、有機農業の実践などを目的に、生産者と消費者、研究者などによって結成された団体。 |
| ニンジンカラウチュウヘ |
ニンジンから宇宙へ |
著作:赤峰 勝人 /出版:なずな出版部/ISBN-10: 4896212509 |
| ノウヤク |
農薬 |
農業の効率化、あるいは農作物の保存に使用される薬剤の総称。殺菌剤、防黴剤(ぼうばいざい)、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤(さっそざい)、植物成長調整剤(通称植調:植物ホルモン剤など)等をいう。虫害や病気の予防や対策、除虫や除草の簡素化、農作物の安定供給・長期保存を目的として、近代化された農業では大量に使用されている。一方、ヒトに対して毒性を示す農薬も多く知られており、使用できる物質は法律で制限されている。 |
| ハザカイキ |
端境期 |
生産物の市場への供給が、途切れるような時期のこと。収穫前の頃など。 |
| ピーエイチエフコーン |
PHFコーン |
PHF:ポストハーベストケミカルフリー。収穫後、殺虫・防腐・カビ防止等の目的の農薬を一切使用せず、産地から消費地までの各ステージ〔輸出・貯蔵・保管等〕で、分別管理されたコーン。遺伝子組み換えでない) |
| ピーエイチディーキョウカイ |
PHD協会 |
Peace(平和)、Health(健康)、 Human Development(人づくり)の頭文字をとって名づけられた、草の根の人々による国際交流・協力の活動をしている団体。 |
| ビオトープ |
ビオトープ |
生き物(Bio)がありのままに生息活動する場所(Top)という意味の合成されたドイツ語。本来は自然環境そのものがビオトープであるが、生き物が住みにくい都市部などで、人間によって再構成された自然環境を特にビオトープということが多い。 |
| ユウキノウギョウケンキョウカイ |
兵庫県有機農業研究会 |
1974年、兵庫県の有機農業の実践などを目的に、生産者と消費者、研究者などによって結成された団体。 |
| ヒラガイ |
平飼い |
鶏舎内又は屋外において、鶏が床面(地面)を自由に運動できるようにして飼育する方法。 |
| ファーマーズマーケット |
ファーマーズマーケット |
主にその地域の農家である生産者が、自分の農場でつくった農産物を持ち寄って複数軒が集まり、消費者に直接販売するスタイルの市場。本来ならば「生産者自らが店先で販売する」という形態をもってファーマーズマーケットと称されるべきであるが、ただ単に直売所に過ぎないものであるに関わらず、ファーマーズマーケットと銘打っている場合も見受けられる。 |
| フクオカマサノブ |
福岡正信 |
人為を排除した農業、いわゆる自然農法の創始者。その発想から一部で「現代の老子」とも評される。アジアのノーベル賞とされるマグサイサイ賞受賞。著作に「自然農法・わら一本の革命」「自然に還る」など。2008年没。 |
| フコウキサイバイ |
不耕起栽培 |
畑を耕さないまま農作物を栽培する農法。 |
| フードマイレージ |
フードマイレージ |
食料の輸送距離。食品の生産地と消費地が近ければフード・マイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなる。 |
| ホジョウ |
圃場 |
水田や畑のこと。 |
| マルチング |
マルチング |
畑の表面を紙やプラスチックフィルム等で覆うこと。雑草の繁茂を押さえる、肥料の流亡を防ぐ、地温の調節など、さまざまな効果が得られる。 |
| ムノウヤク |
無農薬 |
農薬を使用せず、農作物を栽培すること。ただし、現在では“無農薬野菜”“減農薬野菜”などと表示して販売することは、禁止になっている。無農薬野菜・減農薬野菜は、基準が曖昧のため自己申告で表示が可能、などの問題点があったので、そのように定められた。 |
| モモタロウ |
桃太郎 |
トマトの品種の一つ。タキイ種苗株式会社のブランド。 |
| ヤナセギリョウ |
梁瀬義亮 |
奈良県の医師。臨床医療から農薬による健康被害に気づき、農薬使用禁止を訴え、無農薬栽培を進めた。1993年没。 |
| ユウキノウギョウ |
有機農業 |
自然環境や生態系と調和した形で実践されることを目ざした、農業の一形態。農薬や化学肥料の利用をせず、天然の有機物による肥料などを用いるなど、自然のしくみに逆らわない農業といえる。有機農法、有機栽培、オーガニック農法などとも呼ばれる。 |
| ユウキノウギョウガッカイ |
有機農業学会 |
1999年設立。有機農業についての学際的な論議の場、とする学会。 |
| ユウキュウノウチ |
遊休農地 |
耕作の目的に使われておらず、かつ、引き続き耕作の目的に使われることがないと見込まれる農地のこと。 |
| リンサク |
輪作 |
農業の手法の1つで、同じ土地に別の性質のいくつかの種類の農作物を何年かに1回のサイクルで作っていく方法。特徴として、栽培する作物を周期的に変えることで土壌の栄養バランスが取れ、収穫量・品質が向上する。これにより、連作での病原体・害虫などによる収穫量・品質の低下の問題を防ぐことが出来る。 |
| レンサクショウガイ |
連作障害 |
連作とは、同一の場所で同一の作物を、何度も繰り返し栽培すること。連作に起因する何らかの理由(主として土壌に関係する理由)により、次第に生育不良となっていく現象を、連作障害という。連作障害のことを忌地、厭地、いや地(いずれも読みは「いやち」)ともいう。 |